ブランディングで気付いた大事なポイント
- shimizu-h9
- 2022年5月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年5月20日

その①:「ブランドモデル」の活用
ブランド作業においては、いきなりコアバリューと言った「一言」を決めるのではなく、
その一言を決める為の周辺要素を設定していく事が重要になります。
例えば、
「ブランドシンボルは何か?」・・・・ロゴか、商品名か?や、既存のものか、新規に必要か?
接する事で感じる「情緒的価値は何か?」・・・安心感?一流感?先進感?など
といったような要素を設定してから、コアバリューを決めていく事が、
ブランディングにおいては重要になります。
その②:「現在と未来」での設定
ブランディングにおいては、時系列が重要になります。
例えば、
「10年後にどうなっていたいか?」という視点で、
現時点のブランドモデルの設定と、10年後のブランドモデルの設定を行う事で、
そのギャップを埋める為のブランド戦略設計を行います。
(↑このような考え方をバックキャストと言います。)
その中で、大事なポイントは、バックキャストのみだけではなく、
現時点から考えて、それが実現可能かどうか?のフロントキャストという考え方も
合わせて設計していく事になります。
その③:「共感モデル」の活用
上記の①②で設計したとしても、それは一方的な「企業視点」になります。
最も重要なポイント③としては、
設計されたブランドモデルは、顧客に対してどういった共感をしてもらうためなのか?
または、どういった共感がゴールなのか?も設定しておくことが重要になります。
このポイントは、意外にもブランディングを得意とする会社でも抜けている場合が多く、
「ブランディング作業をしたが、言葉遊びで終わっている」
「ブランディング作業をして、広告物に落としているがイマイチ効果が見られない」
といったご相談をよく受ける事があります。
ブランディングは企業視点のみならず、顧客視点も含めて設定する事が
最も大事になります。
弊社では、こういったポイント①~③を基本に、ブランディング作業を行っている上に、
弊社でしかできない強力なマーケティングモデルである「連鎖分析」がありますので、
もしご興味があれば、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。
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