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  • shimizu-h9

4Pではなく、「4C」ご存知ですか?

企業視点だった4Pと、対になる顧客視点の4Cについて

その①:4P設計で大事なのは「連鎖」させているか?

4P設計も大事です。4P設計の時によくしてしまう事が、Product、Price、Place、Promotionのそれぞれを単独で設計してしまう事で、これらの中心には「その商品が何を実現するか?」という中心的な考え方が存在しなくてはなりません。

例)

中心的な考え方:「掃除を効率的に行いたい」

Product:「吸引力が変わらない掃除機である」

Price:「唯一無二なので、競合商品より高くあるべき」 

といったように、

連鎖させて設計していく事大事になります。


その②:4C設計で大事なのは「何を解決するか?」

4C設計のポイントにおいては、消費者になりきるなどに加えて、

前述の「中心的な考え方」がそもそも4Pとは異なる点です。

4Cにおいては、「何を顧客は解決したいのか?」に基づいて設計していく事が大事になります。

(↑ジョブ理論のようなもの)

例)

中心的な考え方:「掃除の時間を減らして、自分の時間を増やしたい」

Product:「吸引力が変わらず、且つ、自動的に掃除をしてくれる」

Promotion:「見た目はシンプルではなく、機械っぽいビジュアルを全面に出す」

といったように、

「そもそも、顧客は何を解決したいと思っている?その問題はなんだ?」という事を、

4Pの「その商品が何を実現するのか?」をベースに変換してあげる事が必要になります。


その③:「4Pと4Cの行き来」が大事

前述の「4Cの中心的な考え方は4Pのものがベースになる」という事から、

いきなり4C設計をしだすと、暗闇に入り込んでしまいますのでご注意を。


まずは4P設計を行い、それを変換して4C設計を行います。

その行き来のイメージとして、

4P:営業マンの言い方

4C:顧客の受け取り方

という視点で改めて見てみると、意外に整合性が合ってない部分が合ったりします。


弊社では、上記の①~③をベースに、戦略的な4P4C設計を行うことで、

訴求力をより高める設計を行っています。

また、その際に、強力なマーケティングツールである「連鎖分析」を用いる事で、

より合理的な勝ちパターン設計が可能になりますので、

お気軽にご連絡頂ければ幸いです。





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