その調査、意味ある?
- shimizu-h9
- 2022年11月8日
- 読了時間: 2分
マーケティングをしていると、
10年ほど前によく聞く言葉だったのですが、最近またよく聞くようになった言葉があります。
「調査って意味ないよね」
「調査しても何も分からないから」
「調査って予算の無駄遣い」
「調査したんだけど、これをどう使えばいいの?」 ・・・・etc
調査自体の意味が曖昧になっているようです。
その原因は何なのか?をよくよくヒアリングしてみると、
「マーケティングリサーチ」ではなく「単なる調査」をされている場合が多いことに気付きました。
調査は、質問の設計をしている時にマーケティング視点があるかないか?で、
その価値が大きく変わります。
勿論、その時点での結果を見るという検証型調査はそれで意味があるのですが、
戦略立案型調査においてマーケティング視点がなく、
結果として膨大な枚数の棒グラフ、円グラフ資料が手元に残り、
「これをどう活かせばいいのか・・・・」といった事から、
調査って意味ないよねに繋がっているようです。
意味ある調査にするためには、
「何のマーケティングモデル、フレームを用いて調査するのか?」が大事になりますので、
もし調査をされようとしている場合は少し立ち止まって、
この調査で何のマーケティングモデルが可視化できるのか?と問いかけてみて下さい。
売上向上や魅力訴求などで特に欠かせないのはAIDMAになると思いますが、
世の中に少しでも意味ある調査が多くなり、
その商品・サービスを必要とされている方がよりスムーズにそれを手にする事が出来る社会にしていくためにも、微力ながら今後もこういった事をお伝えしていこうと思います。
↓にイメージを張り付けておきますので、ご参考にして頂ければ幸いです。

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